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第百十六話

ผู้เขียน: いふや坂えみし
last update วันที่เผยแพร่: 2026-07-20 16:00:59

百十六

「今日はありがとう、つきあってくれて」

「ううん。わたしのためでもあるから。っていうか、言い出したのわたしだよ」

 ナベが裕子に感謝すると、裕子は首を振った。

「じゃあさっそく、記念すべき連絡先登録の第一号ってことで、連絡先教えて?」

 ナベは裕子の連絡先を携帯電話に登録する。注文したコーヒーとパフェが届き、二人は飲食をはじめた。ゆったりとした時間が流れるが、裕子と付き合うことにしてから、ナベは裕子と接しているとなぜか身構えてしまうようになっていた。緊張しているのだろうか。裕子の口数もいつもと比べると少なかったので、ナベの緊張が伝わったのか、裕子も緊張しているのか。ナベに知る術はなかった。

 そのままその喫茶店で昼食も注文し、食べ終わってから二人は解散した。

 それから数週間、二人の仲は進展するでもなくぎこちないままだった。緊張を孕んだ関係を続けていることが、ナベにとって重荷に感じ始めていた。

「別れよう」

 その電話は突然だった。だが裕子の言葉にナベ

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